たくさんのご応募ありがとうございました。素晴らしい個性の48名のアーティストから作品をお送りいただきました。皆さまに大賞を差し上げたいと思うほどの力作ばかりでしたが、厳正に審査した結果、下記のような結果とさせていただきます。
~審査員講評~
内木 美樹
まさか薔薇で表現されるとは!?と度肝を抜かれました。こういう驚きを待っていました。
福島 治
圧倒的な個性的アートです。他の応募作品に無いアプローチがユニークで、母親や息子さんを花に見立てて、心理描写を花の形や個性的な色彩で描いているオリジナリティ溢れる表現に拍手です。また、背景の色彩も表現がとても豊かで深いです。息子さんをピンクの花のつぼみで描いていることにこちらもホッと心が明るくなりました。他のシーンはどのように描かれるのかを見てみたいと思いました。想像力を刺激してくれる作家性が素晴らしいと感じました。入賞おめでとうございます!
~審査員講評~
内木 美樹
非常に温かみがあり、絵のバランスも弱すぎず強すぎず、挿絵にピッタリだと感じました。
福島 治
優しい色彩やタッチが、見る人の心を優しく温かい気持ちにさせてくれる表現に審査員の共感性がたくさん集まりました。タッチや色彩の優しさが暗いシーンでも救いを与えてくれていました。大人が読んでも子どもが読んでも安心できる絵本になると感じました。アートには作者の人となりが投影されます。きっと、とても思いやりがあり、優しい方なんだろうなと思いました。癒し系の心を温めてくれる作品を応募していただきありがとうございました。入賞おめでとうございます!!
~審査員講評~
内木 美樹
言葉で表現するのが難しいのですが…このユニークさ、なんか好きです。
福島 治
カエルのような不思議なキャラクターに審査員の目が釘付けになりました。表情の表現もユニークで悲しいシーンもキャラクターの表情が救いになります。絵本になり、読み聞かせの時に子どもたちがこのオリジナルのキャラクターにどのような反応をするのか想像するだけでワクワクしました。絵の完成度も素晴らしくカミジョウさんの作家性の高さを感じました。色彩も寒色系を使われていながら、冷たいイメージが全くしない点もカミジョウさんのお人柄が現れていると思いました。圧倒的な個性に脱帽です。入賞おめでとうございます!
受賞された方、おめでとうございます。
今回惜しくも受賞を逃された方も、皆さま素晴らしい才能の持ち主です。これからも絵はもちろん、さまざまな方法での自己表現を通して、心豊かな日々を送られますことを願ってやみません。
このたびはご応募いただき誠にありがとうございました。みなさまの今後の制作活動を応援しております。
スター出版 運営事務局一同
➡全応募作品はこちらで公開しています。選考委員
内木 美樹(著者/障害児モデル〔障害のあるキッズモデル〕事務所 代表)
福島 治(グラフィックデザイナー、東京工芸大学教授)
大江 美佐(スター出版 代表)
スター出版