今現在、大阪のおばちゃんは、固まったイメージで語られていることが多いです。大阪のおばちゃんをおかしな存在として済ますのではなく、むしろ見習って日々を過ごしてみませんか? おばちゃんの人を思う心、人の心をつかみ取る言動、今日の社会の流れに”逆行”するかのようなおせっかい的親切心、日本人が不得意としている一歩前へ出る精神など、大人もこどもも読んでいて楽しくなるような内容です。
【著者】前垣 和義
1946年生まれ。大阪研究家。執筆、講演、マスコミでのコメントなど多彩に活躍。相愛大学人文学部客員教授、帝塚山学院大学非常勤講師として大阪学を講義。日本笑い学会会員。